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Windows Vistaの動作スペック
Microsoftのホームページによると、Windows Vistaが動作する最低限の環境は以下のようになっています。
サポートされる最低システム要件
|
|
プロセッサ |
800MHz 32 ビットまたは64 ビットプロセッサ |
システムメモリ |
512 MB |
GPU |
SVGA (800x600) |
グラフィック メモリ |
- |
HDD |
20 GB |
HDD 空き容量 |
15 GB |
光ディスク装置 |
CD-ROM ドライブ |
オーディオ |
- |
インターネット |
- |
ここに記載されたプロセッサ速度は、デバイスに対するプロセッサの公称動作周波数を示します。 プロセッサを低速で実行して電力を節約することができる電源管理機能を備えたプロセッサも一部存在します。 |
|
CD-ROM ドライブは、一体化されたドライブまたは内蔵ドライブではなく、外付けでもかまいません。 |
しかしながら、上記のスペックでは「とりあえず」動くレベルであり、通常使うにはストレスを感じるかもしれません。それに、、光ディスク装置がCD-ROMドライブとなってますが、メディアはDVD-ROMでの提供が基本となっているため、DVD-ROMが必須となると思われます。
次に、ストレスなく使うためのスペックは・・・
ストレスなく利用するためのシステム要件
|
|
プロセッサ |
2GHz 32 ビットまたは64 ビットの最新プロセッサ |
システムメモリ |
1024 MB |
GPU |
XGA (1024x768) |
グラフィック メモリ |
128MB(システムメモリと共有でも可) |
HDD |
40 GB |
HDD 空き容量 |
20 GB |
光ディスク装置 |
DVD-ROM ドライブ |
オーディオ |
あり |
インターネット |
ブロードバンド |
このスペックでも、Windows Vistaの機能であるWindows Aeroが動作するとは限りません。Windows Aeroを利用するには、グラフィックスボードに制限があります。
Windows Aeroのことについては、別途まとめてみようと思ってます。
アップグレードの注意点
Windows Vista各エディションのアップグレード版を購入すればWindows2000以降のOSがインストールされているパソコンをVistaにアップグレードできます。Vistaの各エディション間でのアップグレード(場合によってはダウングレードか?)も可能で、Home BasicからUltimateへのアップブレードも、Ultimateアップグレード版を購入すればいいのです。
しかし、アップグレードにはいろいろな制約事項があるのでご注意ください。
1)スペックの問題
Windows xp SP2登場以降に発売になったパソコンの場合、上記スペックを満たすシステムでVistaが動作すると思われますが、それ以前に発売のパソコンやWindows2000がインストールされているパソコンはVistaの動作には少し厳しいかもしれません。スペックの数値では見えにくい、CPUのFSB(外部クロック:各装置間の伝送速度)、メモリの速度、HDDの速度などが現在発売中のパソコンに比べて遅いため、起動やレスポンスにもたつきを感じることがあると思われます。
もしこの時代のパソコンをお持ちの方で、Vistaへのアップグレードを検討中の方は、新しくVistaパソコンを購入することをおすすめします。
2)周辺機器や各種プログラムの対応状況
Windows Vistaが発売されて2007/8/1時点で半年経ちますが、すべての周辺機器やプログラムが対応しているとは言えません。お持ちの周辺機器やプログラムのVista対応状況を各社のサイトで確認してください。もし、対応ドライバやアップデートプログラムが提供される場合は、Vistaをインストールする前にダウンロードしCD-RやUSBメモリなどのリムーバブルメディアに保存しておくことをお勧めします。
また、不幸にしてVistaに対応していない場合は、買い替えなどが必要になります。OSの価格以上の出費になることもありますので、慎重にご検討ください。
3)各エディションにおけるアップグレードの可否
現在使用しているOSと次に利用するVistaエディションによっては、ファイルや設定を保持したままのアップグレードが不可能な場合があります。つまりメールやユーザーが作ったファイルも保持されませんので、あからじめバックアップを取っておく必要があります。「データの転送ツール」を利用するのもいいと思いますが、まったく同じ状態にすることはできないということを覚えておいてください。
アップグレードの可否一覧
To→
From↓ |
Home Basic |
Home Premium |
Bussiness |
Ultimate |
xp Home | ○ |
○ |
○ |
○ |
xp Professional | △ |
△ |
○ |
○ |
xp Media center |
△ |
○
|
△ |
○ |
xp Tablet | △ |
△ |
○ |
○ |
xp Pro x64 | △ |
△ |
△ |
△ |
2000 Professional |
△ |
△ |
△ |
△ |
Vista Home Basic |
− |
○ |
○ |
○ |
Vista Home Premium | △ |
− |
△ |
○ |
Vista Bussiness |
△ |
△ |
− |
○ |
Vista Ultimate | △ |
△ |
△ |
− |
○: アップグレード、新規インストール(クリーンインストール)可
△: 新規インストール(クリーンインストール)のみ可
つまり、Windows 2000 ProfessionalからVista各エディションへは、個人設定やプログラムを保持したままインストールできないと言うことなのです。
特に気をつけたいのが、xpのProfessional EditionからVistaのHome Premiumへはクリーンインストールになります。これは、xp Professional Editionの後継OSはVista Bussinessであり、xp Media Center Editionの後継OSがVista Home Premiumという位置づけになっていることも関係しているようです。(ドメインへの参加などの機能の違い)
ともあれ、一番多いと思われるxp Home EditionからVistaへは各エディションでアップグレードが可能なので、ほとんどのユーザーはあまり意識することはないですね。
Windows Vistaはすでに販売が開始されているため、ベータ版の配布はすでに終了していますが、記録のため削除せずに掲載しておきます。
あしからずご了承ください。
ベータ版の入手方法
6月より、カスタマー・プレビュー・プログラム(CPP)の参加者がBeta2を試用することができるようになり、またマイクロソフトのサイトでBeta2のDVD-ROMのプレゼントがあったり、いろいろなタイミングでベータテスターを増やそうとしているようです。
9月に入り、RC1(製品候補版)が発表され、再びCPPの参加者を募集しているようです。もしまだ入手していない方は、マイクロソフトのホームページにアクセスしてみてください。一定数に達したら、参加者募集をやめるそうなので、急いだ方がいいかもしれません。
もし、参加者募集が終了していた場合でも、10月より雑誌の付録として添付されるようですので、もうしばらくお待ちください。