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Windows Vistaの機能
新しい機能と強化された機能
Windows Vistaには、いくつかの新しい機能と、従来より強化された機能があります。
Windows Vistaを起動してまず感じるのは、ガラリと画面が変わったことです。インストールした機器のスペックにもよりますが、十分なグラフィック性能を有するパソコンではWindows Aeroとよばれる新しいインターフェースが利用できます。 その他にも、最初に表示されるウエルカムセンターやWindowsサイドバーなどの新しい機能があります。
また、スタートメニュー、エクスプローラ、セキュリティー、検索機能が機能強化されています。まだすべてを使ったわけではないので、他にも強化された機能や新しい機能があるかもしれません。
Windows Vistaの画面
Windows Vistaでは「Windows Vista Basic」とよばれるテーマがデフォルトとなっており、新しいOSであることを感じさせてくれるものとなっています。このモードで動作が重いと感じた場合には。「Windowsクラッシック」のテーマに変更することで、使用メモリを若干減らすことができ、動作速度の向上が期待できます。この場合もWindows Vistaの機能が制限されることはほとんどないと言うことです。
Windows Aero
十分なグラフィックス性能を有するパソコンでは「Windows Aero」と呼ばれる新しいユーザーインターフェースを利用することができます。
ただ、このAeroが利用できるシステム要件が厳しく、ディスプレイアダプタが以下の条件を満たす必要があります。
- DirectX 9をサポート
- ハードウェアによるPixel Shader2をサポート
- 32bit/pixelの色調をサポート
- Windows Display Driver Model (WDDM)をサポート
一応一般に公表されているスペックは以上なのですが、実際に動作する環境はさらに厳しく、技術情報では以下の内容を満たす必要があるということです。
- メモリ帯域幅が1.8GB/s以上(SXGAの場合)
- SXGAのモニタ1台を利用する場合に64MBのグラフィックメモリ
もちろん、より解像度の大きなモニタを利用する場合には、さらに多くのグラフィックメモリが必要になると言うことです。統合グラフィックスの場合やメインメモリとの共有型の場合は、デュアルチャンネル構成のメインメモリ1GB以上必要ということになってます。
Windows Aeroが有効なときの機能としては、以下のものがあります。
・Aeroグラス
ウィンドウのタイトルバーやボーダー、そしてタスクバーが半透明で下のウィンドウが透けて見える効果です。下のウィンドウがどのような作業中なのかがわかりやすいこと、そしてタイトルバーが出しゃばりすぎないことがメリットですけど、一番の効果は画面の美しさにあると思います。
・Windowsフリップ
これまでのWindowsで開いているウィンドウを切り替えるときには、Alt+Tabキーを使っていましたが、Windowsフリップはその機能を拡張したものです。
Alt+Tabキーを押すと、開いているウィンドウのサムネイルが表示され、より効率よくウィンドウの切り替えが可能になっています。
・Windowsフリップ3D
Windowフリップの3D版で、クイック起動の「ウィンドウを切り替える」ボタンか、Startキーを押しながらTabキーを押すことで、開いているウィンドウが重ね表示することができます。マウスのホイールで表示順を変えることができ、目的のウィンドウを容易に探すことができるようになっています。
・タスクバーのサムネイル
タスクバーのタイル上にマウスのカーソルをあわせると、そのウィンドウで表示されている内容がサムネイル表示されます。ウィンドウを最前面に表示しなくても大まかな内容がわかるので、操作の無駄をなくすことができそうです。
このようにWindows Aeroの機能は派手なものが少なく、メリットが見えにくいのも事実です。使っていくうちに、その良さがわかるようになるのかもしれません。