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ディスプレイ

私が初めてパソコンを買ったときは、もちろんCRTのディスプレイが主流でしたが、現在は液晶ディスプレイがほとんどで、CRTは一部の業界で使用されているくらいになりました。液晶ディスプレイの性能向上により、ますますCRTは少なくなっていくと思われます。

少し前までは液晶ディスプレイといえば「XGA」と呼ばれる画面モード(横:1024ピクセル、縦:768ピクセル)の15インチものが主流でしたが、最近ではサイズも画面モードも多様化が進み、ワンサイズ大きいSXGA(横:1280ピクセル、縦:1024ピクセル)や、ワイド画面のものが増えてきているようです。

そこで、このコーナーでは画面モードなど、規格について整理してみたいと思います。

画面モード

Windowsの画面設定では「画面の解像度」と表示されているのですけど、本来の解像度とは意味が違うので、ここでは「画面モード」とします。

技術の進化と多様化により、様々な画面モードが存在します。そのベースになるのはVGAと呼ばれる規格で、VGAが現れる前にも別の規格が存在しているのですけど、このコーナーでは取り上げません。

主要な画面モードを以下に示します。

モード
横×縦
比率
備考
VGA
640×480
4:3
初期DOS/Vの画面モード
SVGA
800×600
4:3
以前、ノートPCに多く採用
WSVGA
1024×600
約5:3
 
UWSVGA
1280×600
約11:5
 
XGA
1024×768
4:3
現在の主流
XGA+
1152×864
4:3
 
WXGA
1280×768
1280×800
約16:9
8:5
 
WXGA+
1440×900
8:5
 
SXGA
1280×1024
5:4
 
SXGA+
1400×1050
4:3
 
WSXGA+
1680×1050
8:5
 
UXGA
1600×1200
4:3
 
WUXGA
1920×1200
8:5
 

もう既に見かけなくなった画面モードもありますし、プロフェッショナル向けのさらに大きなものもあります。

基本ラインはVGA-SVGA-XGAです。XGAを超える画面モードが出てきて、さらにそのワイドタイプが出てきています。DOS/Vの世界ではアスペクト比(横と縦の比率)4:3が基本であり、ワイドではない標準画面では、SXGAを除いてこの4:3が守られています。

実のところSXGAには、1152×864(XGA+とも表される)、1280×960という別の規格もあり、これは4:3になっています。なぜ、1280×1024が規格として加えられているのか、そして主流になったのかは非常に謎であり、インターネットで調べてみてもはっきりとした答えは出ていません。

ワイドタイプは、縦が同じで横が広がったものが多く、アスペクト比が8:5のものが主流になっています。ただし、若干縦も広がったり、アスペクト比が異なるものがあったりで、様々な画面モードがあります。ワイドタイプについては、グラフィックスボードが対応していない画面モードもあるので注意が必要です。必ず購入前にチェックしてください。

下の表には現在のパソコンには使用されていない画面モードで、有名なものです。

モード
縦×横
比率
備考
98ノーマル
640×400
8:5
昔なつかし98
98ハイレゾ
1120×750
約3:2
H98の画面モード
地デジSD
960×540
16:9
 
フルHD
1920×1080
16:9
 
QVGA
320×240
4:3
携帯向け
WQVGA
400×240
5:3
ワイド画面携帯向け

NECのPC-9801シリーズの画面モードはDOS/Vパソコンより縦方向が短いため、横長の印象がありました。しかしそのアスペクト比8:5というのは、最近増えてきているワイドタイプの画面モードと同じであり、不思議な感じがします。
H98シリーズは「ハイレゾ=ハイレゾリューション(高解像度)」とよばれ、日本語の表示がなめらかで、すばらしいと思った記憶があります。

最近よく耳にするのが「フルHD」、「フルスペックハイビジョン」とよばれる、デジタルハイビジョンテレビの画面モード。これまでのハイビジョンは、1366x768のパネルを使用しており、情報を間引いて画面表示していました。それでも、これまでのアナログテレビより圧倒的に美しい画像なのですけど、「フルスペック」は情報そのままを表示するので、かなり美しい・・・と思いきや、正直あまり差がわかりません。このスペックを活かせるコンテンツがないとダメなのかもしれませんね。

QVGAは最近の携帯電話の主流になっている画面モードです。少し前はそれよりも荒い画面だったのですけど、VGAのものが発売されたり、多様化が進んでいるようです。

ディスプレイの選び方

このように種類の多いディスプレイですが、どのようなディスプレイを選べばよいのでしょうか。基本的には選ぶ人の好みということになると思いますが、それではあまりにも芸がありませんので、私の考えを書いていきたいと思います。

まずは標準タイプかワイドタイプかを決めないといけません。
現状ではワイドタイプがいいのではないかと思ってます。
今後Windows Vistaを利用する可能性があるなら、なおのことワイドタイプをおすすめします。理由はWindows Vistaではサイドバーと呼ばれるエリアが準備されていて、時計やミニフォトアルバムなどのガジェットとよばれるミニアプリを動作させることができます。そのために左右方向に余裕のあるワイドタイプが向いていると言うことになります。
また、Excelなどの表計算ソフトや画像処理ソフトをよく利用する方は、ワイドタイプの方が何かと便利です。
ワイドタイプで不便なことと言えば、グラフィックスボードが対応していない場合も多いので、その点を確認してから購入しないといけません。

次にサイズです。同じ19インチでも標準タイプとワイドタイプでは寸法が違いますから、設置場所に合わせてサイズを決める必要があります。また、同じ画面モードのものでも画面サイズが違うものがあるので、自分が見やすいと思うものを選びます。例えばSXGAの画面モードでは17インチのものが主流ですが、19インチも発売されていますので、17インチでは文字が小さいと感じたら19インチも選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

あと、スピーカー付きのものやUSBハブが付いているものなど、付加機能があるディスプレイもありますので、必要に応じて検討してみてください。

もし、設置スペースやパソコンの画面モードの対応に問題がないのであれば、19インチのWXGA+のディスプレイが、価格、作業性の面からおすすめしたいのです。でもパソコンとディスプレイの相性によっては最悪表示されない場合もあるのが現実で、強く推奨できないのが残念です。

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